【真相】潜水艦タイタンは過去にも通信障害が!乗客の体験談4選|安全性の懸念点も

1912年に沈没した、タイタニック号を見るツアー、
潜水艦「タイタン」が話題になっています。

真っ暗な深海の中で通信が途絶え、酸素にリミットがある、
そんな状況を想像しただけで怖くなりますよね…

しかし、今まで何度も通信障害・行方不明という
事態が起こっていたようです

今回は、

この記事でわかること
  • 潜水艇「タイタン」が行方不明!現在の状況は?
  • 潜水艇「タイタン」乗客の恐怖体験!4選
  • 潜水艇「タイタン」の安全性の懸念点4選

を調査し、まとめていきます!

早速見ていきましょう。

行方不明になった潜水艇タイタン
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目次

潜水艇「タイタン」が行方不明!現在の状況は?

潜水艇が行方不明になったのは…

潜水艇「タイタン」が行方不明になったのは、
2023年6月18日の朝。

カナダ東部沖で潜水を開始して、約1時間45分後に
連絡が取れなくなりました。

米メディアによると、18日に潜水し、
その数時間後に、米海軍が破裂音を探知していたようです。

乗客は誰?何人乗っている?

左から順にハーディン氏、ダウード氏、その息子のスールマン氏、ナルジョレ氏、ストックン氏

今回、潜水艇「タイタン」に
乗っていたのは、以下の5名です。

  • ツアー運営会社「オーシャンゲート」の
    ストックトン・ラッシュ最高経営責任者
  • フランス人操縦士の
    ポール=アンリ・ナルジョレ
  • イギリスの億万長者で探検家の
    ハミッシュ・ハーディン
  • パキスタンの実業家
    シャーザダ・ダウード
  • シャーザダ・ダウードの
    息子のスールマン

また、ストックン・ラッシュさんは
タイタニック号沈没で亡くなった乗客の
子孫だったようです。

【最新】現在の潜水艇・乗客の状況

6月23日現在、潜水艇「タイタン」に関する
最新情報は、以下の通りです。

  • 現在、潜水艇「タイタン」と
    乗客5名は発見されていない
  • 20日、水中から
    「物をたたくような音」を探知
  • 22日、タイタニック号から約490m離れた場所で
    タイタンの船尾部分など”五つの主要な破片”を発見
  • タイタンの耐圧室部分が、水圧に耐えられず
    内側へ押しつぶされる事故が起こったと見られる
  • 【最新】18日のタイタンが行方不明になって
    間も無く、この事故が起こった可能性が高い

また新しい情報が入り次第、
随時更新していきます。

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潜水艇「タイタン」 乗客の恐怖体験4選

実際に過去に潜水艇「タイタン」に乗り、
ツアーに参加された方の体験談をご紹介します。

体験談①自◯ミッションのようだった

2021年に潜水艇「タイタン」に乗ったドイツ人
探検家のアルトゥール・ロイブル氏。

彼は、当時のツアーを
『生きて帰ってきたのはとても運がよかった』

自◯ミッションも同然だった』と話していたほど、
危険を感じていたようです。

2021年に問題の潜水艇「タイタン」に乗ったドイツ人探検家の
アルトゥール・ロイブル氏は独紙ビルトとのインタビューで
当時の探険で生きて帰ってきたのはとても運が良かったと振り返った。
ロイブル氏は「振り返ればあれは自殺ミッションも同然だった」と話した。

引用:Yahoo!ニュース

体験談②羅針盤がおかしく作動

人気アニメ『シンプソンズ』の作者、マイク・レイス氏は
2022年7月に潜水艇「タイタン」に乗りました.。

彼が乗った際は、潜水艇の羅針盤がおかしく作動し、
本来の沈む地点から離れた場所に到着したようです。

潜水艇がタイタニック号の残骸へ向かう時に
羅針盤は非常におかしく作動し、
潜水艇が本来いなければならない位置から
460メートルほど離れたところにいたりもした
という。

引用:Yahoo!ニュース

体験談③通信障害

去年ツアーに参加したメキシコのYouTuber、
アラン・エストラーダ氏によると、
実際に通信障害が起きた証言も上がっていました。

去年のツアーに参加したメキシコのユーチューバーが撮影した映像です。
この時も、トラブルが起きていました。  
乗組員:「音声が入ってきていない」  
潜水艇の中に緊張が走りますが…。  
乗組員:「今、通信できるようになった。少し違和感があるけど」  
通信障害は改善され、ツアーは無事に再開されました。

引用:Yahoo!ニュース

また、エストラーダ氏がYouTubeにて
タイタンに乗っている様子や、タイタンから見える
タイタニック号の様子をアップされていました↓

引用:エストラーダ氏のYouTube動画より
引用:エストラーダ氏のYouTube動画より

体験談④通信障害その2

去年の夏に、記者のデービッド・ポーグ氏も
タイタンに乗車し、通信障害を経験したと語っています。

「昨年夏の私の取材中にも、潜水艇は約5時間にわたって消息を絶ち
(緊急時に位置情報を発信する)ビーコンを搭載すべきだという話が出た」
とポーグは6月19日にツイートした。

引用:Yahoo!ニュース

やはり、通信障害が起こっていたりと
ヒヤッとする体験をされた方が多いようです。

潜水艇「タイタン」の安全性に
懸念が挙がるのも頷けます。

そんな懸念点も見ていきましょう!

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潜水艇「タイタン」の安全性の懸念点4選

潜水艇「タイタン」は、かねてより安全性について
疑問を抱かれていたようです。

米裁判所の文書によると、オーシャンゲートの海洋オペレーションの
ディレクターだったデイヴィッド・ロクリッジ氏が、
検査報告書で懸念を表明していた。

引用:BBCnews JAPAN

懸念①度重なる通信障害

体験談にもいくつかあったように、
通信障害が何度か起こっていたようです。

現に、今回の潜水艇「タイタン」の悲劇も、
通信障害を機に行方が分からなくなり、
乗客の命が危ぶまれました。

懸念②タイタンの素材の強度

潜水艇「タイタン」は、主に
カーボンファイバーやチタンなどで作られています。

しかし、これらの素材は深海艇には
あまり使われない素材
だそうです。

カーボンファイバーやチタンなどは
強度はあるようですが、「タイタン」のような
深海艇で試されたことはほとんどありません。

実際、潜水艇「タイタン」に疲労の兆候も
見られていたようです。

同社のストックトン・ラッシュ最高経営責任者(CEO)は2020年、
米テクノロジー関連のニュースサイト「ギークワイア」のインタビューで、
タイタンをテストしたところ、船体に「繰り返し疲労の兆候が見られた」と述べていた。

引用:BBCnews JAPAN

懸念③のぞき窓の素材の強度

潜水艇「タイタン」にはガラス製の
のぞき窓がついています。

しかし、のぞき窓に使われている素材メーカーは
深度1300メートルまでの使用しか認証していない
ようです。

タイタニック号は水深3800mの地点にあるので、
いくら小さいのぞき窓とはいえ、
強度に問題があるのは明白ですね。

懸念④タイタンの形状

基本的に深海潜水艇は、どの箇所も均等に
水圧がかかるように”球形”が一般的だそうです。

しかし、潜水艇「タイタン」は横に長い
チューブのような形をしているため、
水圧が均等に分散されず、危険です。

まとめ

今回は、沈没したタイタニック号を見るツアー、潜水艇「タイタン」に
参加した乗客の体験談や、「タイタン」の安全性の懸念点について
調査し、まとめました。

まだ、乗客5名は見つかっておらず、今のところ
亡くなられている可能性が高いとのことです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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